皮革・帆布などは生地のままだと塗料が吸い込んでしまうので目止め処理を行い下地を整える。
水性塗料を塗布・塗り込み油性塗料が塗布できる状態まで何回も重ね塗りを行う。こうして出来た水性下地を一枚一枚吟味し、途中付着したゴミなどを
目視によって除去していく
入荷されたエナメル用に鞣された吟摺革を検品・吟味する
革の裏側の毛羽が他に付着しないように、バインダー(水性塗料)を薄く希釈したものを吹き付ける
出来上がった水性革をその用途により選別し、ネット張りをするまえにライトで照らしながら表面状態をチェックし、ゴミなどが付着していたら紙やすりなどで削り落とす
ネット張りをされた革を油性塗料を塗布する前にゴミが付着していないかをチェックする
油性塗料ブースに運び込まれた革をここでも再度、粘着性のある布を用いて表面を掃除する
下塗り用ウレタンエナメルを塗布し、1晩掛けて乾燥させる
仕上がって後、1晩以上静置乾燥をさせ検品して出荷となる。